小学生の頃から続けてるジンクスがあって。
「烏を見たら頭を3回叩く」
たしか、呪われるとか不幸になるとかそんな理由やったと思う。
今となっちゃ曖昧すぎて、理由もへったくれもなく、ただただ習慣として、やらないと気持ち悪いっていうことで、約30年くらい続けちゃってるんですけど。
やめるタイミングを見つけれず、ただただ儀式のように。
とはいえそこには自らの意思から始まったので、やめるにやめれなかったのかもなぁ。
(不幸にも、呪われたくもないなって)
夕暮れ時。郵便局に自転車で向かう途中、烏の群れに遭遇して、こっそり頭を叩いてる自分に、ふとおかしくなっちゃった。
頭のどっかで、そんなことで不幸にもならんし、呪われることもないってわかってんのになぁ。
わかってんのに続けちゃってんだよなぁ。それこそ呪縛だよなぁ。
急にアホらしくなっちゃって。(いやいや東京どんだけ烏おんねんって話ですからね)
ここはいっちょ、意思を持って卒業しよかと思って。
(いや、おばぁちゃんになっても続けてるっておもろいやんとも思ったんですけどね。さすがにやめよかなと。)
足りない頭をちょっとでも守ってあげようと思います。
そんなことを思う夕暮れ時です。